やってきた伊豆長岡。2018年3月某日。三島から普通列車で22分。伊豆箱根鉄道駿豆線の中でもそこそこ大きめの途中駅は言わずと知れた中伊豆・長岡温泉の玄関駅。
伊豆長岡

これが伊豆長岡駅。何かの間違いか。いや現実の駅舎。
伊豆長岡

コラっぽいから引いて見る。
伊豆長岡

色あせた駅名看板、そばの幟、タクシーを待つおじさん。さっきの列車が着いた時の賑わいはどこへやら。静かな駅前はごく普通の温泉地の駅前といった風情でその辺におかしなことはないけれど、そんな中に「ラブライブ!サンシャイン!!」。ヲタアニメをまとった痛駅舎!公式が痛々しい。そういう雰囲気のしないところにあるものだからミスマッチ感がものすごい。結構恥ずかしい。

タクシーのりばも痛々しい。物語と現実の境目の向こうから冷たい視線が突き刺さる。うわきもいヲタクが写真撮ってるぜ。もうこうなりゃヲタ現場を見せてやる。健全なカップルも否応なしに「萌えアニメの中でバスを待たなければいけないプレイ」だ。いやそれやらせているのは伊豆箱根鉄道グループなんだけど。悪あ!
伊豆長岡

少ししたらタクシーがやってきた。って松浦果南じゃないか。控えめではあるけど本物のタクシーがキャラ絵の痛車というのは頭がおかしい。運転手さんも色々大変だ。家族は心配したに違いない。
伊豆長岡

痛々しいバスのりば。「温泉まんじゅう」とか「わざび直売店」との不一致感。
伊豆長岡

標識の裏側はもっと痛い。「伊豆・三津シーパラダイスへお越しの方はこちらです」と普通ののりば案内を装っていても内浦なんだから聖地巡礼当たり前でしょ的な感。あまりに「ラブライブ!サンシャイン!!」が過ぎる。
伊豆長岡

あれ、バスのりばっつーことは、バスが来るんじゃないか。勘のいいやつでなくてもそろそろわかる。ってことでバスを待つことにする。

正解。みとシー行きのバス、完全に痛車だった。
伊豆箱根バス
痛駅舎をバックに停まったら一体何の写真なのかわからん状態。「萌えアニメの中でバスを待たなければいけないプレイ」どころじゃないじゃん。アニメそのものじゃないか。うわ~これは恥ずかしい乗車プレイ。

なかなか発車しないのだが、列車が到着すると少なくないお客さんが乗ってくる。接続取っているようだ。駅から痛車にどんどん人が乗ってくるんだから実におかしい。

やっと発車。何かのヲタクイベントかと見間違う本物の路線バス。
伊豆箱根バス

ひもの店の脇を通過。いまはただ温泉を目指して、三津方面に駆け抜けていこう!
伊豆箱根バス

みんなで乗り合う物語だったんだなあ。

2018年3月取材(この取材の後、4月1日までに駅舎の装飾を変更するそうです)

旅のデータ

東京・名古屋方面から「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台・内浦へのルートは大きくわけて2つあり、そのうちの一つが今回取り上げた伊豆箱根鉄道・伊豆箱根バスのルート(伊豆長岡経由)です。
三島から伊豆長岡までは普通列車で22分。概ね15分間隔運転なので利用しやすい。
東京からなら特急列車「踊り子」号がのりかえなしで楽。伊豆長岡まで所要1時間55分です。

伊豆箱根
旧国鉄近郊型電車を彷彿とさせる伊豆箱根鉄道の“ベテラン”一般車両もAqoursの若さには敵いません(?)

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